日本の商品先物取引業界は、ここ数年間で急激な発展を遂げてきました。商品取引所法の改正によりクリアリング制度ができたり、手数料が自由化になったりなど、新しい制度が続々と出てきたのです。また、投資家を守るための法律も整備され、電話による不正な勧誘が禁止となりました。これにより、商品先物取引に興味があり、リスクを理解した投資家だけが市場に参加するという形態ができたのです。商品先物取引に興味もないのに、不正な勧誘によって損失を出してしまう投資家がいなくなった事により、商品先物取引に対する悪いイメージも少なくなってきたのです。しかし、このような投資家を守る法律が整備されたことにより、商品先物取引に参加する投資家が激減し業界各社が売上高の大規模な落ち込みに悩まされているという側面もあります。商品先物取引会社は生き残りをかけて、いかにして「商品先物取引の魅力」を投資家たちに合法的に伝えるかを重視しているのです。日本の大手証券会社も続々と商品先物取引業界に参入しています。中国や韓国では日本をしのぐほどの活気が商品先物取引業界にあります。また、外資系企業の商品先物取引業界への参入も増えています。手数料が安くなったことにより、投資家が商品先物取引をしやすい状況が形成されています。今後は、さらなる商品先物取引会社の体質の改善を期待したいところです。日本の商品先物取引業界は、当業者が非常に少なく、ほとんどが個人投資家の市場となっています。諸外国から比べると非常にめずらしい市場となっています。個人投資家は情報収集する手段が限られているので、どうしても「一部の商社が儲け、個人投資家が損をする」という悪循環が起こってしまうのです。このような現状から、「商品先物取引は損をする」というイメージが広がっているようです。しかし、諸外国の例にもあるように、健全な商品先物取引市場なら、このような悪循環は起こらないのです。健全な商品先物取引市場をつくるには、たくさんの当業者が市場に参加する必要があります。複数の当業者が市場に参入することによって、個人投資家が儲けやすい市場に発展させることができるのです。商品先物取引は短期間で大きな利益を出すことができる魅力的な取引です。しかし、アマチュアの投資家が副業感覚で投資して儲けを出せるほど甘い世界ではありません。素人やアマチュア投資家が商品先物取引で利益を出すためには、優秀な営業マンから情報を得る必要性があるのです。しかし、優秀な営業マンに出会える確率は非常に低くなっているのが現状です。個人投資家が安心して資産を任せることができる優秀な営業マンを育てていくのも業界の課題と言えます。今後は優秀な営業マンを在籍させることができる商品先物取引会社が生き残っていくことでしょう。日経平均を取り扱っている証券会社は大阪証券取引所のHPより確認が出来ます。取引時間は前場が9時から11時、後場が12時半から15時10分までとなります。取引単位は日経平均株価の100倍からとなります。現在の日経平均が15,000円前後ですから、1,500,000円単位で取引することになります。日経平均は1日大体最大で6%弱で変動しますから、1枚(単位)日経平均先物を取引すると1日で最大5万程度の損益が見込まれる計算となります。しかし、実際は1,500,000円の資金を用意する必要はありません。日経平均225先物と同じく、レバレッジをかけて取引できます。レバレッジの元となる元本(証拠金)は大体20倍前後で、例えばトレーダーズ証券では10万円の証拠金が必要となります。呼値の単位は5円刻みとなり、日経平均先物とは独立した板で売買を行いますが値洗いは日経225先物に準じます。株のリスクのひとつに値下がりリスクがあります。値下がりリスクは簡単に言うと、市場全体のリスク、個別企業に属するリスク、の二つの要因に分けられます。株のリスク= 市場全体のリスク + 個別企業に属するリスク。市場全体のリスクとは、戦争や金利引き上げなどが要因で、株式市場全体が下落するリスクです。こうなってしまっては大型株も新興株も、個別企業に関係な、相場全体が下がってしまうリスクです。こうなってしまうと不透明な市場の情勢不安が投資家全体に波及し、株式を皆保有したがらなくなります。個別企業に属するリスクとは、業績下方修正や不祥事の発覚、工場が火災炎上など、その企業にだけ関係するリスクです。もっとも身近なものとしてはライブドア上場廃止という大きな不祥事が個別企業リスクとして挙げられます。値下がりリスクを回避するには、買いに対して、空売りで値下がりリスクをヘッジ(回避)する方法があります。ここで個別銘柄を空売りして、ヘッジをする選択肢もあると思いますが、日経225miniや日経225先物で空売りする方が簡単でやりやすいと思います。信用取引で発生する金利や貸株料がかからないですし、空売りできる銘柄をいちいち調べなくても良いですからね。また、日経225miniを使うと上記リスク二つのうち、市場全体のリスクをヘッジすることが出来るのです。例えば、現物株を150万円分保有し、日経225miniを1枚(日経平均15000円×100)を売った場合、ほぼ市場リスクはゼロになります。市場リスクで下がってしまった現物株を同額の日経225miniが空売り益で補填されるからです。また、この手法を応用して日本株で運用されている投資信託のヘッジにも同様に活用することが出来ます。実はこの手法はヘッジファンドなどでよく用いられる「マーケットニュートラル戦略」という投資手法の一つです。市場全体のリスクは限りなく小さくし(=市場全体の株価動向に左右されず)、個別銘柄の選別でリターンを得るといった手法です。つまり日経225miniの登場で、これまで機関投資家たちが行っていたヘッジファンドと同様の運用が個人でも可能になりました。このような運用はそれなりの知識とスキルの勉強が必要ですが、これまでと違った、新しい投資手法を見つけたいという方はぜひ挑戦してみてください。スワップというのは先にお話したように交換のことです。外国為替証拠金取引というのは、ある通貨を買ってある通貨を売る取引です。ドルを買って円を売る(円で支払う)というような感じです。外国為替証拠金取引FX 初心者では、何%かの証拠金を入れておけば良いのですが、買った通貨の利息分を受け取る事が出来ます。逆に売った通貨の利息分は支払わないといけません。お金を借りて預金した状態をイメージしてもらえると分りやすいと思います。つまり受け取る利息分が多くて、支払う分の利息が少なければ、その分(スワップ金利)が収支プラスになります「借りた金を預けて利息分で儲かるなんて上手い話有る訳無いじゃん。」なんて思われそうですね。現在日本は市場稀に見る低金利(意図的に異常に低い金利にされている)です。円を売ってドルなど他の通貨を買うと収支プラスになるということです。(この辺りは個別の通貨、その他で変ります)実際に聞いた事のある方も多いかと思いますがちょっと前にプロの間でも円キャリートレードというのがかなり流行りました。只同然のコストの円で資金調達して、ドルその他で運用する訳です。このスワップ金利は日々発生します。業者によって、また日々異なりますが トレイダーズ証券 のスワップポイントを見ると、米ドルで118円、ポンドでは230円になっています。 (以上全て円売り1日当り1万通貨単位を買っている場合です。)ここの場合、先の1ドル100円であれば、1万米ドル当り基準証拠金約7万円になっていますので、外貨預金では1万ドルの資金であれば1万ドル分の利息しか付きませんが、7万円の証拠金で1万ドル分のスワップ金利(先の場合1日118円)を受け取る事が出来ます。ですから外国為替保証金取引の場合、残りの9千3百ドル相当分を元本割れのリスクの無い金融商品でまわせば、1万ドルの外貨預金と同じ為替リスクにも拘らず、更にそちらの利回りも追求出来るので2重に利益を得る事も可能です。更に残りの9千3百ドルで9万ドル追加すれば、同じ資金でも10万ドル分になりますので118円*10で1180円になりますので、仮に1年間同じとすれば1万ドル相当の元手で43万円以上のスワップ金利が受け取れることになります。もっともこれはあくまでも計算上なので実際にはスワップ金利の変動や為替リスクを考えて取引をしなければならないのはいうまでもありません。それでも外貨預金よりもむしろレバレッジを掛けなければ安全なのではないでしょうか?レバレッジとは聞きなれない言葉かもしれません。ところが生活に溢れています。レバレッジとは日本語で訳せば「テコの原理」。つまり、「少ない力でより大きな力」を得るコツのようなモノです。例えば生活の中では「栓抜き」があります。少ない力でより大きな力を得て、栓を開ける方法です。(説明する必要もありませんね^^;)このテコの原理を金融の世界で応用したのが「レバレッジ」です。ただ、先物取引のようなレバレッジは多少の慣れが必要となります。そして、そのレバレッジに慣れてしまえば、本当に「栓抜き」のようなモノなのです。「なぜ、わざわざ力をいっぱい入れて栓抜きを使わずにビールを飲むの!?」といった感じになるコトでしょう。もっとわかりやすく言えばレバレッジはスピードです。車の運転に例えればわかりやすいかもしれません。目的地につくには車でスピードを出せば、その分早く目的地に着くコトが可能となります。もちろん逆にスピードの出しすぎで悲惨な事故に遭う場合もあるかもしれません。この時、教習所で免許を取ったときのコトを思い出して見て下さい。最初は10〜20キロでも怖かったスピードが、徐々に慣れて卒業する頃には50〜60キロ、高速教習では100キロ近くだす練習もして、免許をとった後などは普通に60キロ程度のスピードで運転するようになりますよね。レバレッジとは似たようなモノ・・・なのです。投資のレバレッジも似たような性質なのです。特別でも何でもない。そして、スピードには慣れるコトも出来るのです。ちなみにテコの原理を利用しない人・・・というのは、現金が貯まるまでマイホームを購入しない人のようなモノ・・・です。現金一括でマイホームを購入出来る人などは少数派・・・ではないでしょうか。レバレッジを利用すればそのスピードを速めるコトが出来る。もちろん車の運転に限らずスピードの出しすぎはいけません。徐々に訓練して、徐々にスピードになれ、少しずつ目的地に早く近づけるような練習も必要なのだと思います。